2014年7月15日火曜日

【まぁやぁのこんな映画みました/vol. 42】

『ある精肉屋のはなし』まぁやぁ映画レヴュー

『ある精肉屋のはなし』〈2013年 日本〉


牛の飼育、屠畜から精肉、小売りまで。7代続く「北出精肉店」の営みに寄り添ったドキュメンタリー。巨大な牛の脳天にハンマーを打ち下ろして即死、息の合ったチームワークで解体、枝肉は丁寧に切り分けられ店頭に並ぶ。家族4人の意地と誇りが画面から静かに立ちのぼります。私めも大きさはかなり違えど、自ら地魚を仕入れ、捌き、お客さんに提供する同志として、居住いを正しました。纐纈あや監督の前作『祝いの島』(’10)もとても素晴らしい作品でした。次回作も期待してます!。    〈シネマ ジャックアンドベティにて〉