『ドラッグ・ウォー毒戦』〈2012年 香港・中国〉
香港映画界の異才?、ジョニー・トー。以前観た『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』(’09)は、瀕死の重傷を負った娘の敵を討つべく、元殺し屋のフランス人の父親が香港で大暴れ、しかし記憶喪失が進行し、、、。本気と笑いのタイトループを一気に駆け抜ける破天荒な作品で、まさにド肝を撃ち抜かれました。今回は中国公安警察VS巨大麻薬組織の二転三転する攻防を活写した一本でしたが、初の中国本土での作品という事が影響しているのか、ぶっとび演出はやや控えめ、しかし充分楽しめました。ジョニー・トー監督、今後もずーっと期待してます!。 〈シネマ ジャックアンドベティにて〉