2013年1月13日日曜日

【まぁやぁのこんな映画観ました/vol.5】

『野良猫ロック マシン・アニマル』

〈1970年 日本〉

 「 日活創立100周年」で代表作品群一挙公開、という事で何か一本「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」で観てきました。梶芽衣子率いるズベ公(死語!)グループ「野良猫ロック」の暗躍を活写したシリーズ物の3作目。のっけからつっこみ処のオンパレードで脳みそ溶けそうですが、そんなつまらない事言うな、といわんばかりにアクセル全開で話は進みます。圧巻!?は梶芽衣子の「御免なさいよ〜」の一喝でパチンコ屋の通路やホテルロビーをお行儀よく一列になって進むミニバイクでの追跡シーン、たまりません。そして藤達也、当時流行っていたのか、でかスチールフレームのメガネをかけて二枚目台無しですが熱演です。昭和40年代の熱気がフレッシュパックされた愉快な一本でした。
〈シネマ ジャックアンドベティにて〉