![『レッド・ファミリー』まぁやぁ映画レヴュー 『レッド・ファミリー』まぁやぁ映画レヴュー](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgUT3pUzyFM6jj4XBgBYJZ3sRtlaucGvWbhzjd8L0ihobWzetBHuNO-WvLZN37st95EUMbzLBN0HxiUVv1JRnSsby1qkI92UVVvxpVJ4Z7QKB3JxmZQ9j4N4eEe3rIjtFIfQtUXfjpXGbw8/s320/img001.jpg)
『レッド・ファミリー』〈2013年 韓国〉
韓国のとあるベットタウン。人も羨む理想の一家、実は共に監視し合い、馴れ合いは皆無の北朝鮮スパイのニセ家族。片やお隣は、くだらない事で連日口げんかの絶えない典型的ダメ家族。スパイ達は任務を遂行しながらも、隣家の体たらくぶりをバカにしていますが、ストレートに感情をぶつけ合う家族の姿に段々と心を動かされていきます。そこへ「隣の家族の暗殺」のミッションが、、。鬼才キム・ギドク制作・脚本・編集、切れ味の鋭さは相変わらず、監督は秘蔵っ子に任せたせいでしょうか、いつもの毒が薄まってそれが程よい軽快さにつながっています。しかし「えっ。」と声をあげそうになる予測不能なエンディングには、思わず涙させられました。 〈シネマ ジャックアンドベティにて〉
キム・ギドク監督の前作の紹介はこちら。