2015年6月18日木曜日

【まぁやぁのこんな映画みました/vol. 56】

『レッド・ファミリー』まぁやぁ映画レヴュー

『レッド・ファミリー』〈2013年 韓国〉


韓国のとあるベットタウン。人も羨む理想の一家、実は共に監視し合い、馴れ合いは皆無の北朝鮮スパイのニセ家族。片やお隣は、くだらない事で連日口げんかの絶えない典型的ダメ家族。スパイ達は任務を遂行しながらも、隣家の体たらくぶりをバカにしていますが、ストレートに感情をぶつけ合う家族の姿に段々と心を動かされていきます。そこへ「隣の家族の暗殺」のミッションが、、。鬼才キム・ギドク制作・脚本・編集、切れ味の鋭さは相変わらず、監督は秘蔵っ子に任せたせいでしょうか、いつもの毒が薄まってそれが程よい軽快さにつながっています。しかし「えっ。」と声をあげそうになる予測不能なエンディングには、思わず涙させられました。   〈シネマ ジャックアンドベティにて〉

キム・ギドク監督の前作の紹介はこちら